コロナ禍の一時帰国①出国前の準備まとめ(陰性証明、誓約書、アプリダウンロード等)COVID-19: Before you travel to Japan 

【English summary follows】

 2021年7月20日夜、私は渡航フリーダムなドバイを飛び立ち、シンガポール・チャンギ空港で乗り換え、厳しめ規制の日本(関西空港)に降り立った。

 7月初旬、居住先であるUAEが日本の「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」に指定されたため、私は検疫所が確保する宿泊施設で6日間+自宅などでの8日間の隔離生活を送る必要があったが、諸般の事情を鑑み、一時帰国を決めた。

 ちなみに、コロナに対して、お隣のドバイ首長国と異なる厳しめアプローチをとるアブダビ首長国では、入国時に隔離を求めない国や地域を指定する「グリーン・リスト」を作成しており、日本も長らくリストに名を連ねていた。しかし、日本がUAEへの水際措置を引き上げた直後の更新時に、日本の名はそのリストから消えた。実際に日本の感染者数が増えていたのかもしれないが、真の理由は如何に。

 今回は日本入国にあたり、必要とされた書類やアプリのダウンロード等をまとめる。事前にアクセスしておくべき必須リンクには★をつけた。後の厚労省による概要説明などの補完リンクは文章内に埋め込んでいる。

まず出発前に、ドバイ総領事館HPのコロナ情報ページをくまなく参考にする。

1 出国前72時間以内の検査証明(陰性証明書)

 日本に向かう飛行機に搭乗する際に、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明が必要となる。検査の方法は「鼻咽頭ぬぐい液」、「唾液」、「鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合検体」のいずれか。日本の指定書式に記入してもらった方が安全なので、指定書式を印刷。

https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf (指定書式)

他にも以下の言語での指定書式も厚労省HPにあり。(日本語・英語、アラビア語、インドネシア語、ウルドゥー語、韓国語、スペイン語、タイ語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、ペルシャ語、ポルトガル語、ロシア語、ウクライナ語、オランダ語、中国語、イタリア語)

指定書式に記入してもらう際は、病院の印、医師の署名があるか、記載漏れがないか、きちんと確認を。

検査証明書の提出についての説明はこちら

【ドバイで受けたPCR検査】

ドバイ総領事館HPに掲載されていた候補の一つ、Al Zahra hospital(Al Basha地区。ジュベル・アリ近く)で出発前日に検査を受けた。正面玄関から右に少しいったコロナ検査専用のドアから入ると、駐車場に少し手を加えた検査場が現れる。初訪問者は変な英語で書かれた必要書類1枚にパスポート情報や住所等を記入後、受付へ。並ばずに150AEDを支払い検査(平日午後3時頃)。検査は、受付の直ぐ後ろで行われるが、なんとも表現に困るやり方で鼻に棒を突っ込まれた。(写真参照:アクリル板越しに黄色のゴム手袋で触られるの、ちょっと気持ち悪かった

当日夜に、必要情報が記載された病院発行の検査結果とPDFリンクがメールで届く。

翌日(出発当日の朝)病院発行の検査結果用紙を手に入れ、日本の指定用紙記入して貰うべく病院に行くと、警備員の人に「結果の紙を取りに来たの?日本人?だったら特別の紙に記入する必要もあるよね」と話しかけられたので日本の指定用紙に名前、日付等を自分で記入した上で、同人に手渡した。

しかし、私は過去に生きていたようで、「2020年」と間違書いていたため、警備員の彼が新しい紙を持ってきてくれた。病院が日本の指定用紙を持っているようだった。

10分と待たずに全ての情報が完璧に記載された紙を持ってきてくれた。(追加料金などはなし)かなりスムーズで感動したが、その警備員の個人的資質かもしれない。

病院が発行する検査結果用紙は、シンガポール航空に乗る際に使用した。日本の用紙を提示するだけでも良かったのかもしれないが、念のため。

結果がどれくらいで出るのか、病院の対応具合も分からなかったので、私は病院まで徒歩で行けるホテルに2日間宿をとり、かなりしっかり構えていたが、取り越し苦労だったようだ。

2 質問票

以下のリンクかQRコードにアクセスし、色々と質問に答える。目的は14日間の隔離中の滞在先や行動確認のための情報入力。

https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/ (質問票へのリンク)

厚労省のHPで概要を確認したい方はこちら

質問内容を予習したい方はこちら

質問票事前回答のススメ

 日本入国後にダウンロードし、質問に回答することもできるが、出発前もしくは乗り継ぎ時に終わらせることをお勧めする。これらを行っていなかった多数の外国人が、日本到着後の検疫過程で立ちどまり作業していた。日本入国後は色々と他にも作業が発生する可能性があるので、事前に終わらせておく方が無難。

 私は質問票で入力を終了していたが、QRコードを保存し忘れていた。ページを再度リフレッシュしたところ、入力済みの情報は各質問ページに保存されていたので、「次」を押し続けQRコードに再度たどり着く。QRコードは、入国後、何回か見せる必要があったので、画面を保存もしくは印刷しておいた方が良い。

3 誓約書

誓約書は、以下5つのことを誓約する用紙。★https://www.mhlw.go.jp/content/000806701.pdf (7月15日付誓約書)

①自宅や宿泊場所での待機(入国から14日間*)

②メールで健康状態を報告(入国から14日間*)

③必要アプリのダウンロードとその利用(入国から14日間*)

④保健所等の支持に従うこと⑤感染防止のための対策

※誓約書を提出しない場合は、検疫所が確保する宿泊施設で14日間隔離。違反した場合は、氏名(外国人は氏名と国籍)等の公表、停留対象になる可能性あり。*なお「14日間」の1日目は、日本入国の翌日を1日目として起算。(私は7月21日)

誓約書概要はこちら

搭乗前に印刷して記入していたが、シンガポール航空機内で7月15日付最新版を配布された。

同時に、機内でどこの国に滞在していたかを記載するような紙が配布され、入国後に求められたが、なくしてしまっていたため、空港で紙をもらい記入・提出。空港では必要な紙は用意されていると思うが、ただでさえ色々と時間がかかる可能性があるので、やはり事前の準備をお勧めする。

4 必要アプリのダウンロード等

 隔離期間中のフォローアップのため、スマホの携行(13歳以上は1人1台)、アプリ2つのダウンロードと、位置情報設定などが求められる。

アプリダウンロード等に係る説明概要はこちら。詳細版はこちら(空港で配布され、説明を受ける)。

① MySOS→位置情報・健康情報の報告・居所確認

★Apple Store : https://apps.apple.com/jp/app/mysos/id971663851 

★Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=net.allm.mysos&hl=ja&gl=US

② COCOA→感染者と接触した可能性があった際に通知を受ける。
★Apple Store: https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458

★ Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar 

③GoogleMapsなどでの位置情報設定

https://www.mhlw.go.jp/content/000806869.pdf (設定の仕方はP23参照)。

ただ、ここに記載したアプリのダウンロードや設定については、関空で担当の人がマンツーマンで確認、指導してくれる。とりあえずMySOSとCOCOAをダウンロードし、(3)については、こちらのP23を参考にしてやってみて、できなければ、そこで設定してもらえばいいと思う。私は全て設定していったが、空港で一から確認された。

(UAEではどちらかのアプリがダウンロードできなかった気がするが、日本に着いたらできた。国によってアプリ使用に関わる規制があるところもあるかも。)

【Summary】

Here, I summarize only MUST information for the people permitted to enter Japan in the current situation.

Before you check the requirements for entering Japan, please check these pages to know what kind of restriction will depend on where you come from.
https://www.mhlw.go.jp/content/000809267.pdf
https://www.mofa.go.jp/ca/fna/page4e_001053.html

I strongly recommend you finish all procedures below before you arrive in Japan.

① COVID-19 Negative certificate of inspection within 72 hours before leaving the country.
Read: https://www.mhlw.go.jp/content/000800272.pdf
Use the format below:Japanse/EnglishArabicIndonesianUrduKoreanSpanishThaiGermanFrenchVietnamiPersianPortguseRussianUkrainianDutchChineseItalian.

②  You have to fill ”Written Pledge

③ You have to download TWO App and set GPS and so on your Smartphone.
Read: https://www.mhlw.go.jp/content/000806888.pdf
簡体中文: https://www.mhlw.go.jp/content/000806902.pdf

You can download ①MYSOS ②COCOA from Upper section 4 in Japanese part. Both QR code and App store link and Google play link are available.

I couldn’t download one App in UAE (I forgot which). So if you can’t download the same like me, do not worry. You can download it in Japan, and staff in the airport will help you, including how to use Apps.

④ Answer to the Questioner
You can choose the languages from: 日本語・ENGLISH・中文(繁體)・中文(简体)・한국어・Tiếng Việt・Tagalog・Bahasa Indonesia・ภาษาไทย・Português・Español

Please do not forget to save the QR code provided after finishing the Questioner, whether to save or print out. You have to show it at the airport in Japan.

I summarize very simple, so please search if you have concerns.

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